手作り生チョコの日持ちはいつまで?長持ちの秘訣は?
プレゼントや自分へのご褒美に人気がある生チョコレート
自分で作るとなると気になるのが日持ちですよね!
どの食べ物にも共通しますが、正しい保存方法を知った上で作らなければ、
せっかくの美味しいスイーツが台無しに…
今回は手作りの生チョコレートをどの様な保存方法で、
どのくらい日持ちをさせることができるのか
重点的に見ていきたいと思います!
【目次】
■手作り生チョコは一番日持ちしない
生チョコレートを作る上で基本的に必要となる材料は「生クリーム」です。
生チョコレートの「生」は生クリームの「生」のこと。
チョコレート類の表示に関する公正競争規約において、
チョコレート加工品のうち、生クリームが総重量の10%以上あり、
水分量が全体の10%以上となるものを「生チョコレート」と表示出来る様です!
手作りだとわざわざ「生チョコレート」なんて書いたりはしないと思いますが、こちらは参考程度に♪
このことから、生チョコレートには生クリームを含めて「水分」が多く使用されていることがわかります。
市販の板チョコなどと比べると水分量が多く含まれているため、
早く傷みやすくなってしまうのです!
また、自分で作る場合は調理に必要な器具を徹底的に殺菌することは難しいですし、
添加物を加えないで作ることが多いです。
なので手作りの生チョコレートは早めに食べることが推奨されているのです!
色々と手作り生チョコレートの日持ちについて調べると…
市販のチョコレートだと数ヶ月日持ちするものもありますが、
手作りなので約2〜4日が目安とされています!
生チョコレートはしっかりと温度管理をして保存したとしても少しずつ劣化していってしまうので、作るなら前日がおすすめです!そして早めに食べましょう!
※フルーツやホイップクリームを使った場合は、1〜2日で食べてくださいね!
■手作り生チョコを日持ちさせるには?
さて、日持ちがしない生チョコレート。
どうすれば最大限日持ちをさせることが出来るのでしょうか?
◯冷凍保存方法
冷凍に対応した密閉袋や容器に入れて、まず冷蔵庫で1時間程ゆっくり生チョコレートの温度を下げます。
ささっと冷蔵庫に入れたい気持ちもありますが、急激な温度変化が起きるとブルーム現象(チョコレートの脂肪分や結露によって表面が白くなってしまう現象)が起きてしまうので、それを防ぐために冷蔵庫で徐々に温度を下げてから冷凍庫に移します!
この方法で、約1ヶ月を目安に日持ちさせることが出来ます。
解凍する際は、一度冷蔵庫に移して1日ほどゆっくり解凍するか、
常温で30分ほど置いてからだと美味しく食べることが出来ますよ♪
◯冷蔵保存方法
こちらも密閉袋や容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
美味しく保存するには10度以下での保存がベストで、上記で書いた様に生チョコレートは急激な温度変化に弱いので、それを避けるために食べる分を小分けにして保存する方法がおすすめです!
◯日本酒(お酒)を入れる場合
お菓子作りには、製造過程でお酒が使われることが多くあると思います!
日本酒を入れることで日持ちを伸ばすことはできるのでしょうか…
お酒を使うこと深みのある味や香りを感じることが出来ます。
また、含まれるアルコールによって殺菌作用がある為、気持ち程度になってしまいますが日持ちも数日程度伸ばすことも期待は出来ます。
しかし、「手作り」であることは変わりないので早めに、美味しく食べられるうちに食べていただくことをお勧めします!
ちなみに日本酒には、身体を暖めるアルコール成分や皮膚のコラーゲン量を増やす美肌効果がある成分(a-EG)、「吟醸香」というリラックス効果がある香り成分があるので、寒い時期やお肌にもお勧めのお酒ですよ♪
■まとめ
・生チョコレートはその他のチョコレートより水分量が多いため、1番日持ちしないチョコレート。
・手作りの生チョコレートは、出来るなら前日に作り、相手に渡しましょう!渡す際には「早めに(2〜4日ほど)食べてね!」と伝えると安心です♪
・正しい冷凍保存方法で保存すれば約1ヶ月間保存可能。
・お酒は基本的に深みのある味や香りを楽しむために使用するので、美味しく食べられるうちに食べましょう!
今回は、手作りの生チョコや作った際の日持ちについて書いていきましたが、いかがだったでしょうか?
スイーツ作りも一通りではないので、基本の知識は頭に入れておいて、プレゼントする相手の喜ぶ顔や自分への特別なご褒美の為に大好きなスイーツを美味しく作ってくださいね♪