0歳の赤ちゃんにおすすめのリズム遊び5選
0歳児から赤ちゃんとの遊びで取り入れたい「リズム遊び」。
リズム遊びとは、歌や音楽のリズムに合わせて、手や指、体を動かす遊びです。
リズム遊びは、赤ちゃんの感性を豊かにしたり、音感を養ったりと良いことがいっぱい。
そこで今回は、0歳児の赤ちゃんでも楽しめるおすすめのリズム遊びをご紹介します。
いくつか覚えて、ママも赤ちゃんと一緒に楽しみましょう。
【目次】
赤ちゃんとリズム遊びをするのはいつから?
赤ちゃんと一緒にリズム遊びを楽しむのには、「いつから」という明確な時期はありません。
赤ちゃんは、視覚よりも聴覚が発達しているため、生まれた時から音や人の声はよく聞こえているんです。
そのため、生後すぐからでも音楽を流し、「音」に慣れさせることは可能でしょう。
ただし、まだ寝てばかりいる赤ちゃんの場合、リズムに合わせて何かをすることは難しいため、実際には首がすわる生後3~4ヶ月頃から徐々に取り入れていくのがおすすめです。
最初は、ママが抱っこしながら「ゆらゆら」リズムに合わせて左右に揺れたり、寝ている赤ちゃんの体をリズムに合わせてタッチしたりするだけで十分です。
そして、ひとり座りができ、両手を動かせるようになる生後7ヶ月くらいになったら、手指を動かすリズム遊びを取り入れるようにしましょう。
段階を踏んでバリエーション豊かに遊べるのがリズム遊びの魅力でもありますね。
赤ちゃんにとってリズム遊びはどんなメリットがあるの?
では、赤ちゃんにリズム遊びを取り入れるにあたり、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。
1.音感やリズム感を養える
0歳の頃からよく音楽を聴かせていると、自然と音楽に対する楽しさ・心地良さを感じるようになります。
赤ちゃん自身が、自分の体を自由に動かせるようになってくると、この楽しい・心地いいと感じる気持ちを、体で表現するようになるので、リズムに合わせて体を揺らしたり、パチパチ手を叩いたりしてくれるようになるでしょう。
赤ちゃんがニコニコしながら、音に反応してくれる様は、とても愛らしいものですよね。
2.手指や体の運動になる
リズムに合わせて手や指、体全体を動かすようになると、全身の筋肉の発達につながっていきます。
特に手や指を「グーパー」したり「パチパチ」と叩いたりすることは、細かい手や指の動きになるため、脳に刺激をたくさん与えてくれるでしょう。
おもちゃでなかなか遊べない月齢の赤ちゃんでも、リズム遊びなら簡単!
リズム遊びを通して手指の発達を促せるのは大きなメリットと言えますね。
3.表現力を養える
リズムに合わせて自由に体を動かすという「表現力」を養えるのもリズム遊びの魅力の1つ。
自分の気持ちや感じたことを表現していくという力は、教えたくてもなかなか教えることができないものです。
こういった表現力や感性を豊かにするということを、遊びながら身につけてもらえるのがリズム遊びのメリットと言えるでしょう。
これからの時代、ダンスは学校の授業でも必修化されると言われています。
今から表現力を養っておくことは、将来役に立つかもしれませんね。
0歳児の赤ちゃんにおすすめのリズム遊び5選
それでは早速、0歳児の赤ちゃんでも楽しめるリズム遊びをご紹介しましょう。
リズム遊びは、どんな場所でもできるので、赤ちゃんがぐずった時など、一緒にやってみてくださいね。
1.「ラララぞうきん」
ねんね期の赤ちゃんでも楽しめるリズム遊びです。
「ラララぞうきん」という歌に合わせて、仰向けに寝ている赤ちゃんのお腹や手足を「ツンツン」したり、優しくなでたり、さすったりします。
「チクチク」や「ザブザブ」といった擬音がたくさん詰まっているので、ママも覚えやすい歌詞が特徴です。
私の娘も、0歳の時の母子教室でこちらのリズム遊びをやったら「キャッキャッ」と笑って喜んでくれました。
0歳児の赤ちゃんとの遊び方がイマイチ分からない…というママにもおすすめです。
2.「あたま かた ひざ ポン」
こちらも月齢の低い赤ちゃんと一緒に楽しめるリズム遊びです。
おなじみの「あ~たま、か~た、ひざ、ポン」のリズムで、赤ちゃんの体を優しくタッチしましょう。
言葉に興味を持ち始める1歳半前後の赤ちゃんと一緒に遊ぶと、体の部位の名前を覚える練習にもなりますよ。
慣れてきたら体の場所を変えて、ママのオリジナルで遊んでも楽しいですね。
3.「むすんでひらいて」
こちらは両手を動かせるようになる生後6~7ヶ月くらいの赤ちゃんにおすすめ。
歌に合わせて「グー、パー」と手を開いたり閉じたり、手をパチパチと叩いたりと、色々な動作を楽しむことができます。
手を上手に動かす練習にピッタリの曲なので、是非たくさんやってみてくださいね。
4.「バスにのって」
首がすわり、ママが支えれば座れるようになった時期の赤ちゃんにおすすめのリズム遊びです。
「バスに乗って揺られてく ゴーゴー」と歌いながら、ママのお膝の上に赤ちゃんを座らせて右へ左へとリズムに合わせてゆらゆらしましょう。
大きく曲がったり、デコボコ道を進んだりと、色々な動作があるので、赤ちゃんは大喜び。
わが家では、パパがやるとダイナミックな動きになるので、娘が大きな声で笑って楽しんでいました。
言葉を少し話せるようになると、「ゴーゴー」を真似してくれて、とても可愛かったです。
5.「手をたたきましょう」
両手を使って遊べるようになる時期の赤ちゃんにおすすめのリズム遊び。
リズムに合わせて、手を叩いたり、足踏みをしたりします。
足踏みは、つかまり立ちができるようになれば、ママの真似をしながら「ドスンドスン」とやってくれますよ。
まだ立つことができない赤ちゃんでも、手をパチパチしたり、笑ったりする場面を見て楽しんでくれるはずです。
体だけでなく、笑う・怒るなどの感情表現も覚えることができるのでおすすめのリズム遊びです。
まとめ
リズム遊びは、赤ちゃんの月齢に合わせて遊び方を変えていけば、長く楽しむことができます。
私の娘は、リズム遊びが大好きだったので、外出先や車での移動中など、ちょっとぐずった時にやって見せると、気持ちがリセットされて笑顔になってくれました。
場所を選ばず、いつでも親子で楽しめるリズム遊びは、ママと赤ちゃんの絆を深める素晴らしい遊びなのかもしれません。
皆さんも是非、毎日の赤ちゃんとの暮らしのなかで、リズム遊びを取り入れてみてくださいね。