子供のお昼寝はいつまで?お昼寝が必要な4つの理由
寝る子は育つ…なんてことわざがあるように、子供の成長と睡眠は切っても切れない関係ですよね。
そのため、子供が小さいうちは、夜の睡眠だけでなく、お昼寝をさせることも大切なんです。
しかし、子供のお昼寝って一体いつまでさせるのが良いのでしょうか?
今回は、知っているようで意外と知らない「子供のお昼寝」についてまとめました。
【目次】
子供のお昼寝はいつまでさせる?
赤ちゃんの時は、寝たり起きたりを頻繁に繰り返し、1歳を過ぎると徐々に起き続けていられる時間が長くなっていきます。
では、2歳以降の子供には、一体いつまでお昼寝をさせるものなのでしょうか?
一般的に、お昼寝を必要とする年齢は3歳くらいまで。
個人差もありますが、3歳くらいになると少しずつお昼寝をしなくても元気に過ごしていられるようになります。
ただし、これは個人差が大きいので、3歳になったからと言って、お昼寝をさせてはいけないというわけではありません。
お昼寝は、そもそも、夜間の睡眠の補助的な役割も兼ねているので、必要な睡眠時間は1日のトータルでみてあげるといんです。
この時期の睡眠時間の理想は、1日10~13時間程度。
もし夜の睡眠が足りなければ、3歳以降でもしっかりお昼寝をして体を休めるようにしてあげましょう。
子供にお昼寝が必要な理由とは?
3歳くらいまではさせた方が良い「お昼寝」。
しかし、子供によっては「眠くない」となかなかお昼寝してくれない子もいますよね。
お昼寝は何故、子供に必要なのでしょうか?
①子供の体を休めるため
子供はいつも全力!
元気いっぱいに遊びを楽しみますよね。
遊びに夢中になっている間はとても元気なのですが、子供は疲れてくるとグズって機嫌が悪くなるもの。
お昼寝は、そんな子供のパワーチャージの役割があるんです。
体力がまだあまりない乳幼児期は、お昼寝をさせて、午前中の疲れをとってあげましょう。
②免疫力アップのため
大人もそうですが、睡眠不足の時って、体調を崩しやすくなりますよね。
子供も同じで、必要な睡眠が足りていないと、免疫力が下がり、風邪をひきやすかったり、インフルエンザなどの感染症にかかりやすかったりします。
夜間の睡眠で足りていないという時は、子供の免疫力を高めるためにも、しっかりお昼寝をさせて、体を休ませてあげましょう。
③集中力アップのため
子供は、睡眠不足になっているとイライラして集中力も低下します。
注意力が散漫になると、ママのお話がきちんと聞けなくなったり、保育園や幼稚園の活動もおろそかになったりしますよね。
私の娘も寝不足の時は、お絵描きや工作に集中できず、何をやっても中途半端になってしまうことがありました。
これは、幼児期に限ったことではなく、学童期になっても同じことが言えるそうです。
子供の学力を高めたい…というママは、勉強だけでなく睡眠もしっかりとることが大切だということを覚えておくといいかもしれませんね。
④情緒の安定のため
子供は疲れているとイライラして、訳もなく怒ったり癇癪を起こしたりしますよね。
これに付き合うママは、とても大変です。
子供の情緒を安定させるには、睡眠をとるのが1番!
午前中の体の疲れをとるのと同様に、様々な刺激によって疲れている脳や心を、お昼寝をして休ませてあげましょう。
子供がお昼寝をしてくれない時は?
子供にとって、とても大切な「お昼寝」。
しかし、子供によってはお昼寝を嫌がる子もいますよね。
我が家もよく「もっと遊びたい」とぐずってしまい、お昼寝の寝かしつけに時間がかかってしまうことがありました。
お昼寝をしてくれない時はどうしたらいいのでしょう?
【対策① 午前中にたくさん遊ばせる】
なかなかお昼寝してくれない子の場合は、もしかしたら体力が余っているからかもしれません。
まずは午前中に、公園などでたくさん遊ばせてなるべく疲れさせるようにしましょう。
【対策② お昼寝しやすい環境を作る】
お昼寝を嫌がる子は、「まだ遊びたい」「寝たくない」という子が多いと思います。
本当は眠いのに、遊びの方が楽しいから寝たくない…という気持ちなんでしょうね。
そんな時は、お昼寝しやすい環境を作ってあげましょう。
お昼ご飯を食べた後は、なるべく興奮させないようにし、お昼寝の時間になったらママも一緒にお布団に入って静かに過ごします。
私はよく「目を開けたら負けゲーム」をし、どっちが長く目を瞑っていられるか競争をします。すると、負けたくない娘は「ギュッ」と目を閉じて、いつの間にか寝てしまうんです。
最初は遊び半分なので、子供も嫌がらずにやってくれると思います。
【対処法③ 無理にお昼寝させなくてもOK】
お昼寝をなかなかしない子は、もしかしたら睡眠時間が足りているのかもしれません。
そんな時は、無理にお昼寝をさせなくても大丈夫。
ただし、午前中に元気に遊んだ日は、体を休めるためにも少しお布団の上で横になってゴロゴロさせてあげましょう。
体を横にするだけでも、疲れが少しとれるはずです。
まとめ
子供のお昼寝はいつまでという明確な決まりはありません。
その子に合った生活リズムで、1日のトータル睡眠時間を満たしていれば問題ないでしょう。
3歳以降であっても、疲れている時は少しお昼寝を取り入れてあげると、その後の活動効率がアップするはずです。
子供の様子をしっかり観察して、疲れているかな?眠そうかな?と、必要に応じてお昼寝を促してあげてくださいね。