出産してから実母へイライラがとまらなかった経験談
☆初めに
初めての出産に対して色んな不安はありませんでしたか?
こどもが出来たと親に報告した瞬間から、
「いつ頃帰ってくるの?」
「こっちも準備しないとけないから」
と里帰り出産するものと刷り込まれて、当たり前のように里帰り出産をしました。
こどもを産んで当然のように母が手伝ってくれるつもりのようでした。
友達が勤める産婦人科で出産を経験し実の母が手伝うから大丈夫ねと助産師さんに言われました。
しかし、実際に里帰り出産を経験した経緯を話すとしたら、
「イライラした」につきます。その理由を考えてみました。
少しでも同じ悩みを抱えている新米ママさんが、参考にしていただけると嬉しいです。
【目次】
☆里帰り出産という風習
里帰り出産とは、当たり前のようになっていますが、嫁ぎ先で過ごすのではなく、
親元で出産して心身ともに休めながら、育児のスタートを切ることです。
第1子などはとくに里帰り出産される方も多くいることと思います。
コロナ騒動によって、里帰り出産をすることを受け入れない病院も出てきており、
出産も立ち会えない様に変わっています。
なので里帰り出産の慣習は少なくなるのかもしれませんね。
☆30年以上も前の子育て論を押し付けてくる
私は、わりとスムーズに出産が進みました。
母としては付き添う予定だったようですが、あっという間に進んでがっくりの様子。
母乳育児で、保育器にも入ることなくわが子はすくすくと成長しました。
今は母乳でも、ミルクでもどちらでもよくて、ライフスタイルにあわせて選べますし、いろいろなタイプのミルクがそろっているので安心です。
また、おむつも紙おむつが主流です。
布おむつ使用ではありません。洗濯に手間取ることもありません。
ごみは増えてしまいますが…。
チャイルドシートを使用しなくては絶対に車に乗せられません。
昔は違ったようです。どうしていたんでしょうね。
同伴者がいないと外出できなかったのかな?
3歳児神話という3歳になるまで母親に育てられなければならない!
という神話もあったようです。
なので、子育てしながら働くなんてもってのほか。
果汁を飲ませることが当たり前だったようですが、今は果汁は早期から飲ませないことが主流になっています。
このようにとにかく、当たり前のように保健師や助産師から指導されることと、母親の言うことが違いました。
私はそうしてきたのに、なんであなたは?という疑問ばかり突き付けられました。
違うんだよと言い返しても母は納得しない。
☆出産して体調がすぐれない
出産して妊娠期間中安定していたホルモンが一気に変わります。
妊娠中に体形も変わり体力も落ちている中、初めて経験する子育てに毎日毎日振り回されて、身も心もバテバテです。
そのせいで、通常ならイライラしない一言にも、イライラしてしまうのです。
実母だと気を許せてしまうのか、余計に腹が立ちますよね。
イライラしている自分にもまた、イライラするし…。
赤ちゃんのかわいい笑顔が唯一の救いでした。
☆親は年老いている
親は30年前は若くて、当たり前のようにできたことも、年老いている自覚を持ってほしかったです。
出産後、傷が痛むので沐浴をやってもらいましたが、親や夫のほうが下手で手間取っていてみていられませんでした。
幸い夏でしたので、こどもが冷えてしまうことはありませんでした。
第2子のとき、第1子を見ていてもらいましたが、3歳近く、体力はつき、いやいや期も抜けきらない大変な頃です。
親が第1子にはついていけませんでした。
体力自体が持たなかった。
「もう、こどもを産むのは最後にしてね」なんていわれました。
あんなに「孫が見たい、孫が欲しい」なんて言っていたのに。
もう一人なんて言っていたのにです。
いくら血はつながっていても、一緒に住んでいない子と孫と暮らすのはとても大変でした。
一度はできると思ったり、助けてあげなきゃと思ったりするのでしょうが、
体がついていきませんでした。
まだまだ、バリバリ働いていて頼ることができない人もいるでしょうし、親が亡くなっている人もいるでしょうし、さまざまです。
実母に対してイライラが止まらないと思うことができるだけ幸せなのかもしれませんね。
私には妹がいます。
妹が先日出産をしました。
どうなることかと思いましたが、妹は義理の両親に手助けしてもらっています。
私自身も助けなきゃと思っていましたが、自分の子育てで余裕がありません。
そのくらいでよかったと改めて思っています。
もし、自分に余裕があったら、私が妹に対して実母と同じようにイライラさせる小言を言ったりしてしまったかもしれません。
☆まとめ
実母に対してイライラしてしまうのは、出産後のホルモンバランスや体力低下のせいと、育児の常識のずれ、双方の体力の違いによるものがあります。
お互い、双方を気遣いながら関係作り、困っているときには助け合えるとベストですね。